ハーブボールを購入すると必ずと言っていいほど乾燥剤が入っていたり、真空状態なっていたりします。

なぜこの状態なのか…この疑問にひとつづつお答えしていきます。

真空パックの利点

食品の問屋などで多く使われていた真空パックの機器ですが、最近は家庭用のものもありますよね。

ホームセンターにも見かけるようになりました。真空パックの利点はご存知ですか?

この世にあるものすべて空気に触れると酸化し成分を変化させます。良い場合もありますが、ほとんどの食品は酸化するのを良しとしないのが大半です。

酸素にできるだけ触れないように真空状態にしておくことによって、酸素と触れる機会を極力少なくし酸化を防いでいるというわけです。

また、空気に触れるということは香りが出てしまうということにつながります。

乾燥したハーブは香りが出るのでできるだけ香りを逃がさないようにするという目的なのです。乾燥していても空気に触れ続けていれば風味は損なわれます。

ハーブの特徴となる香りもなくなってきます。せっかくのハーブボールが香らないとなればとても残念な気持ちになりますよね。

乾燥剤は必須

どれだけ乾燥していてもやはり湿気てしまうのは自然の摂理というものですよね。

カラッと乾いた洗濯物も雨の日の室内に干したままにしておけば空気の中に含まれる湿気を吸収し湿ってしまう。

ハーブでも同じことが言えます。乾燥したハーブが入っているハーブボールですがただ袋に入れたままの状態ですと袋の表面に空いているわずかな穴から湿気は侵入。

顕微鏡を使わないとわからないような穴でも湿気は入ってくるのです。ハーブが湿気てくるとカビなどが発生しやすくなります。

乾燥剤もゆっくりと湿気を吸収する生石灰でも、シリカゲルでもOKです。密閉容器に一緒に入れておくと湿気を吸収し続けてくれるのでカビがきにくいでしょう。

真空パックと乾燥剤の組み合わせは最強

真空パックで酸素を遮断して酸化を防ぎハーブ本来の香りを大事にしつつ、乾燥剤を入れてハーブボールの中にある湿気を完全に吸収してしまうこの方法。

非の打ちどころがないこの方法の保存だと通常の保存よりも長い期間いい状態が保てます。開けた瞬間のハーブの香りのフレッシュさに驚きますよ。

使用前の状態のハーブボールを真空パックと乾燥剤組み合わせでの保存が一番ベストです。沢山ハーブボールを購入した方ははぜひこの方法で冷暗所に保管してください。

いったん使用してしまうとやはり早めに使い切ることを前提に冷蔵庫か、冷凍庫での保存がいいですね。その際は乾燥剤は入れても入れなくても同じ効果です。

ハーブボールが濡れてしまうと中の方にまで湿気が入り込んでいるので市販の乾燥剤では対応しきれません。乾燥剤の目的はあくまでも乾燥しているものからの湿気にかぎるのです。